[シルモ行こうぜ!④]仏メガネ美女のスナップもあるよ! シルモ・パリ 2016をレポート!!

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メガネコラム : 016

[シルモ行こうぜ!④]仏メガネ美女のスナップもあるよ! シルモ・パリ 2016をレポート!!

1967年からフランスで開催されているメガネの国際見本市「Silmo Paris(シルモ・パリ)」は、ヨーロッパ最大級のメガネ展示会であり、世界の名立たるハウスブランドが集結するメガネバイヤーの聖地でもあります。いよいよ今回からはフランスの現地に飛び、9月23日〜26日に開催されたシルモ・パリ 2016の様子を徹底レポート!

仏で約半世紀続くメガネ見本市に
世界中のハウスブランドが集結!

さて10年ぶりにやってきましたよ〜シルモ・パリ! このシルモ・パリは毎年秋に行われているヨーロッパ最大級のメガネ展示会で、なんと来年で50周年(!)。世界中のハウスブランドはもちろん、レンズや検査機器、アクセサリーなど、メガネに関するあらゆるアイテムが一堂に集まり、秋の新作も世界でいち早く発表されます。ちなみに2016年は950社の出展者があり、1350のブランドが出展しています。


会場となる「パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場」は、「メゾン・エ・オブジェ」など欧州を代表する見本市も開催される由緒のある会場で、イメージ的には東京ビックサイトのフランス版。場所はシャルル・ド・ゴール空港から電車で1駅です。空港から直で行くにはメチャラクだけど、パリ市内から行くには1時間前後という、便利なんだか、不便なんだかよくわからない場所にあるんです。


今回、移動に使ったのがパリ16区のポルト・マイヨーから出ている無料シャトルバス。これがとにかく快適でボルボ社のバスに乗って約40分で会場前に送り届けてくれました。


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バスを降りると会場は目の前。国際展示場駅から東京ビックサイトまで歩くよりも俄然近いッス!


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シルモの会場はホール5とホール6を使用していますが、ざっくり言えばホール5は世界のハウスブランドが集結しているデザイナーズエリアで、ホール6はハウスブランドよりは少しリーズナブルなメガネブランドやレンズ、検査機器、アクセサリーなどが中心のエリアです。


そして会場の中を進むと“シルモ名物っぽい”傾いたゲートをくぐって、入場の申し込みに。


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実は10年前はプレス申請がちゃんとできておらず、ここですったもんだがありました。今回の入場は大丈夫かとドキドキでしたが、驚くほどあっさりとクリア! 事前にメールで届いた招待状を家からプリントアウトしてきたのですが、それがそのまま入館証になっちゃう仕組みでした。紙を見せてバーコードをピッとして1秒で終わり。デジタル化、侮れないッス……。


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見るべきブランド数が多すぎて呆然……。
でも「SILMOアプリ」がとにかく便利!

いよいよ会場に入ったわけですが、これがとにかく広い! なんでも展示占有面積が8万㎡もあり、そこに1350ものブランドが出展しているんだから……。ここはひとつ、「文章で伝えることは華麗に放棄」して、写真で雰囲気を伝えます!


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ど〜ですか? 雰囲気伝わってます? とにかく会場が広くて、各ブランドが趣向を凝らしたブースを演出しているんです。そんなシルモの魅力のひとつは、いま勢いがあるブランドや今後の有力株を探すこと。例えば、写真のKUBORAUM(クボラウム)はフレーム表面を燃やしちゃったりするファンキーなドイツブランドですが、独特な世界感がありブースは常に賑わっていました。


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デンマークブランドのOrgreen(オルグリーン)は、日本では割と固定客に人気があるイメージでしたが、ヨーロッパではとんでもなく人気があり、ブランドの底力を感じました。こんな感じで書き始めるとキリがありませんが、ブースを見てまわることでメガネブランドに対する世界基準を知ることができるのです。


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こちらはアラン・ミクリの師匠が立ち上げたブランドVue dc…(ヴュードゥーシー)のブース。


そして、会場をまわるときに便利だったのが、「SILMOアプリ」。実は会場で配られる小冊子の地図にはブース番号しか載っておらず、別ページのブランド名からブース番号を検索して場所を調べないといけません。「ちっ、面倒くせ〜な」と思っていたところの「SILMOアプリ」です!


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何が便利って、これブランド名を入力すれば地図でブースの場所と番号を教えてくれるんです。


8000 EYEWEARを検索すると「5G104」とブースの場所がわかった。


余談ですが、ホールの中央にオープンスペースがあり、ここでみなさんタバコを吸ったりしてくつろいでいます。向こうでは女の子もガンガンに吸っていて、タバコへの誘惑は半端なく、禁煙半年目の自分には違う意味での試練でした(笑)。


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「バー」が流っているのか!?
女子メガネは丸かフォックス。

シルモ展のもうひとつの魅力は、先物買いのように新しいデザインやブランドに出会えること。僕も今回のレポートで「メガネライターのオススメ5選」とかやろうと思っていましたが……こちらも早々と諦めました。


というのも、見るべきブランドが多過ぎです! 10年前にシルモに来たときはアイシー!ベルリンやマイキータなど、見るべきブランドがある程度絞られていたのですが、この10年で“無視できない新たなメガネブランド”がもの凄く増えていたんですな。


ここでは込み入ったブランド&メガネ紹介はせずに、メガネライターとして「ピン」と来たことをお伝えします。新作メガネや来ている人を見て思ったのが、フロントに「バー」を取り入れたデザインがやたらと多かったこと。そもそも欧米人は眉の形が直線なので、ストレートなラインが映えるし、抵抗感がないのはわかりますが、それにしてもバーが多かった。例えば、こんな感じ。


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日本人には少し難しいデザインですが、さすがにヨーロッパの方は良く似合っています。


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バーがなくてもイケてそうな丸メガネにも、あえてバーあり。


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リンドバーグのワイヤーフレームは、バーありのツーブリッジ。


また、女性のメガネトレンドは丸メガネかフォックス(吊り目)が主流でした。それも黒は少なく、カラフルな色やウッド素材などのニュアンスのある生地感がヨーロッパではスタンダードなのかなと。


というところで、最後にシルモで出会ったメガネ美女をご紹介します! いや〜、みなさんレベルが高い。


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フランスらしい鮮やかなミックス柄に赤いルージュのマリアージュが……嗚呼。


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やや吊り目のソフトフォックスにウッドのフレームが、お姉さんのキャラに合っています。


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クリアグリーンのリムにメタルブリッジがポイント。透明感が半端ない!


さて、シルモのレポートはこれにて終了! といってもこれは“あいさつ程度”の軽いジャブ。次回からはシルモドール受賞式に潜入したり、日本ブランドの活躍っぷりをレポートしたりします。お楽しみに〜!

Silmo Paris ACCESS
シルモ・パリ アクセス

  • ■会場
  • Parc des Expositions de Paris-Nord-Villepinte
  • パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場
  • ■無料シャトルバス
  • ・ポルト・マイヨー駅前のBoulevard Pershing(ペルシング通り)大型バス駐車場より出発。所要時間は約40分
  • ・シャルル・ド・ゴール空港より出発。所要時間は約15分
  • ■電車
  • ・空港より。RER B線「Parc des Expositions(パルク・デ・ゼクスポジション)駅」で下車。空港ターミナル1駅の隣の駅です
  • ・パリ市内より。電車RERのB3線「Roissy-Aeroport Charles-de-Gaulle(ロワシー・アエロポール・シャルル・ド・ゴール)」方面の終点のひとつ手前「Parc des Expositions(パルク・デ・ゼクスポジション)駅」を下車

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